Rash of strikes!


だ今、ベルリン市内はやや混乱中。というのも、数日前からベルリンの公共交通機関BVGがストに突入(!)ベルリン中の地下鉄、バス、トラムが全部ストップしてるのです。だー。                  地上を走るSバーン(東京で言うところの山手線みたいな電車)だけは走ってるんですが・・・なんせこれが全部、街の中心地からちと遠い(;;)若干の代替バスも出てはいるけど、本数が少ない上にいつ来るか分からないし。昨日は帰国するR君&S嬢を見送りに空港まで行くのにとうとうタクシーに乗ってしまいました(もちろん最寄りのSバーンの駅からですが)。ほんとに参ります。
 BVGのストはわりと頻繁にあって・・・その度に困っているのですが、これまではせいぜい1日か2日我慢すれば運転再開となっていました。でも今回は無期限っちゅーことで、最低でも10日やるゆうてるんですよ。来週にはとうとうSバーンまでもが参戦するらしい。ちょうど大きな見本市も開かれてるというのに・・・。賃上げアップの要求は当然あって然るべしですが、もうちょっとなんとかならんのかー。
 本来はすごく発達した充実の交通機関でとっても便利なんです。2時間内ならチケットを買い替えずに全部の乗り物に乗れるし、週末は24時間営業しているから遊びすぎても家に帰れるし・・・。             今回は飛行機まで飛ばなくなったり、同時期に清掃業者の人たちとか学校の先生たちもストしたりと、不満爆発のベルリンです。だいじょーぶか!?
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 そんなパニックの最中、しばしベルリンを離れてハンブルクに行ってきました。ハンブルクは、ベルリンより北に位置するドイツ第ニの人口数を誇る街。ベルリンからバスで3時間しか離れてないのに街並がガラっと違うので驚きました。これまでフランクフルト、ケルン、デュッセルドルフシュトゥットガルトミュンヘン、ワイマール、ライプチヒなどなど、ドイツのいろんな街を覗いてきましたが、ハンブルクの美しさは秀逸!!照明が明るいし、街ゆく人の洋服がこざっぱりしてるし、ディスプレイが現代的(笑)経済が回ってる様子がはっきり分かります。こんなドイツがあったのかぁあーと、眼から鱗がポロポロ落ちました。

お天気が今イチで写真が暗いですが・・・どこもかしこもきれいで洗練された雰囲気。ブランドショップが並ぶ通りにずらっと高級車が並んでいたり・・・ベルリンと違いすぎやしないか。ハンブルクの方が首都っぽいぞぉ。

刺さりそうな鋭角ビルヂング。他にも港町ならではのレンガの大きな倉庫街や、新旧まざったバリエーション豊富な建築物が圧巻。来年にはすんごいオペラ座も新設されるらしいです。また行きたいなぁ。

ハンブルクもストの噂があってビクビクしましたが、さすが大人の街。大丈夫でした。途中の道のりはのどかな牧草地が続きます。風力発電の風車がグルグル回ってて壮快。