Danke für Ihre lange Unterstützung.


ーっと、9月に帰国して2週間ばかり経ちました。まだ時差ボケも治らず、毎日バタバタを続けています。戻ってきたんじゃないの?という連絡をくださった日本の皆さま、気にかけていただいてありがとうございます。もうちょっと落ち着いたら積もる話(?)をしにお伺いしますので、待っててね!そして、帰っていったけどその後どうしてんの?と思ってくださっているベルリンの皆さま、元気にしています。みんなにもたくさんのお礼を。聞くところによるとベルリンはもうとっても寒いらしいですが、元気で!
 1年なんてあっという間だったけど、やっぱり少し離れていると日常でも戸惑うこと、感激することが多いです。街中どこでもトイレがあって、しかもタダで入れる・・・日本って素敵☆とか、コンビニの営業時間と品揃えってやっぱすごいなー。とか。やばい!日曜日だ!・・・あ、日本は日曜日でもお店営業してるんだった(ヨーロッパは閉まってます)!とか。
 しかしまぁ、普通に会社勤めをしていると年間休日数ってだいたい120日ぐらいなわけです。お休みを全部自分の好きなことに使ったとしても、同じ期間費やそうと思ったら2年半以上かかる。そー考えると、たった1年でもとっても貴重だったなぁーと思います。慌ただしかったのが幸いして、気付いたら(あ、帰って来ちゃった!)ってかんじだったけど(笑


帰る前にマヨルカ島に寄ってきました☆きれい&美味しい&いい美術館があった。で、歩いてるだけで楽しかったでっす。毎日オリーブとカヴァで南国気分を味わいました。カメラの設定を間違ってて、あさ〜い乾燥した写真ばっかりになっちゃいましたが・・・他にもFotolifeに少しアップしました

マヨルカからフェリーでバルセロナに移動して、初スペインも堪能してきました。ガウディ建築、超高層ビル・トーレ・アグバール(目立つ!)、サン・パウ病院(ホテルが隣でした)、それにタパスとサングリア☆

バルセロナの後はローマへ。3度めのローマはバチカン市国に行ってみました。広すぎる美術館とキリスト教に圧倒されて巡礼気分に

ローマの宿でパトリック発見(ベルリンの知ってる人にだけ分かるネタですみません・・・あまりに似てて不思議なほど・・・)


というわけで、もともとベルリン滞在中の様子を綴るために始めたブログだったので、帰国を機にたくさんの方々に感謝しつつ終了とすることにいたします。もしかして、ベルリンのことを情報収集している人がいてこれが何かの役に立つことがあるかもしれないので、しばらくは消さないで置いておこうと思いますが・・・。
 今後は何か違うブログを始めるかもかも。その時はお知らせしますねー。ではでは、これまでお付き合いありがとうございました。見守ってくださったみなさん全員に感謝です!Danke!

あわあわ


ゃあねー。と、お家飲みから帰って行く友だちの首にはマフラー・・・もうそんな気候になってしまったベルリンです。
 そして、私は焦っています。なかなかブログを更新することなく(お客さんがいっぱいで書くことは山のようにあったんだけど、なんだか忙しくって!)いつの間にかこの日記、最終回直前を迎えてしまいました!
 なんと、ベルリン滞在あと2日です・・・24日にはスペインに旅立ちます。その後ローマに寄って、コペンハーゲン経由で日本に帰国の予定です。わー。もうしっちゃかめっちゃか!片付け出来てないのに最後までお仕事したりして、なんだか一年前から何も成長してないんだわと思うと情けなし。いやぁ、もっとブログでいろいろベルリンのこと紹介したかったなぁ。


オラファー・エリアソンゆかりの野菜がうちに!味が濃くて美味しいです。最近お客さんが多かったけど、おかげでポーランドのビオトマトとかスペインのチョリソーとかメキシコのコーヒーとか・・・いただきものが多くて楽しかった☆

買い物メモに愛用していた地下鉄とかトラムの切符。人との別れも寂しいけれど、こういう小さく愛してたドイツの物たちとの別れも惜しい

 とっとっとにかく今はバタバタしていますが、また時間ができたらゆっくりこの“うたかたの日々”を振り返ってみたいと思います。戻ってからの生活はちと不安だけど、思いきってベルリンに来てよかった!こっちで出会った全ての人たちに感謝です。パニックったまんま、明日はお別れのたこ焼きパーティです。あせあせ。

とはいえ、まだ旅の途中みたいなものだ・・・


って来ました、ベルリンに。今回は長雨によく遭ってカラフルな写真が少ないですが・・・とっても楽しかったです。特に、スロベニアクロアチアは行くまでの知識がなさすぎましたが、行ってみて大好きになりました。また行きたい!ようやっと写真をアップしましたので、みなさまお時間ありましたらFotolife覗いてみてください。ここにもちと長いですがダイジェストを。
 今回はバスでベルリンを出て、ドイツの古都ドレスデンや、チェコプラハ、可愛い小さな家が多いテルチを通ってオーストリアのウィーンへ。ウィーンでは街を歩きまくって美術館をはしご。クリムトの壁画や、エゴン・シーレの作品をたくさん観ました。時々、雨に降られてトラムで街を一周したりホテルのロビーで休んだりしながらも、フンデルト・ヴァッサーの建物やシェーンブルン宮殿を見学、夜はオーケストラも楽しんできました。

フンデルト・ヴァッサーは大阪のゴミ処理場とか、日本でも有名ですよね。大阪のは突然感があってびっくりだけど、ウィーンでは本当に緑とマッチした美しく楽しい建物になっていると思いました

路地でビーズ屋さん発見!!!フィレンツェでの旅行も然り、世界各国のビーズ屋さんに目がない私。もちろんこの小さいお店にも一時間ばかり滞在して、いくつか珍しいものをゲット♪古本屋さんとビーズ屋さんが一緒になったお店でした

 そして、楽しみでワクワクしつつも不安も少しあったローカル線での移動・・・。ウィーンからスロベニアに入るのにハンガリーを経由するルートです。「なんでそんな面倒くさいことを」とオーストリアの人からも言われましたが、だってそういうのが好きなんだも〜ん。乗り継いで乗り継いで。車両数がどんどん減っていって、とうとう乗り換えの駅に一両だけの電車が止まっていた時、笑いました。

世界の車窓から。乗用車よりトラクターとすれ違う方が多いところもありました。車窓から見える景色はひまわり畑、とうもろこし畑、小麦畑、ぶどう畑、ひまわり畑、とうもろこし畑・・・の繰り返しです。ウサギが走っていたりするのも見えるし、駅はほとんどが普通の民家だし、とにかく和みます

思わず笑ってしまったハンガリーの一両車。これで国立公園のなかを走りました。窓を樹の枝がピチピチ叩きます。車内はボロボロで嚼めば味がしそうなカーテンやシートがほこりくさく、それなのにとってもあったかいかんじがして、もー超好き!と思った(笑)

 スロベニアはとってもきれいな国で、緑のなかに街がうずもれてあるようでした。花をたくさん咲かせて飾っているおうちが多く、季節柄?果物もたくさんなっていて、なんだか豊かな国だなぁという印象を受けました。まだ他のヨーロッパの国のようにはあんまりアジア人がいないのかな?久しぶりにものすごいジロジロ見られて、外国に来た!ってかんじでした(笑)でもみ〜んな親切。白ワインが最高に美味しかったです!

美味しいワインの産地、レンダバのぶどう畑。小高い山の斜面が全部ぶどう畑になっていて、ため息が出るほどきれい。ここでは地元のワインとお料理をたくさんご馳走になりました。緑の地平線に沈む夕日を観た後、たき火を囲んで遅くまで・・・美味しい思い出がまたひとつ

首都リュブリャナは小さな路地がたくさん集まった街。市内を流れる川沿いに小さな飲食店がたくさんあり、みんなゆったりワインを飲んだりカフェを楽しんだり。お城からは鱗屋根の街並がみえてきれいでした

 さて、スロベニアの後はクロアチアへ。ところが、首都ザグレブはお天気もあってグレーのイメージ。工事中の場所が多く、なんだかベルリン(旧東地区)に戻ったかの錯覚に・・・。あややクロアチアってこんなかんじなの?・・・と思ったのも束の間でした(ほっ)。その翌日、今回のメインと思っていたプリトヴィチェはやっぱりすごかったー!透明度の高い湖と滝が続く国立公園で、世界遺産になっています。とにかく圧倒的に美しくって、地球ってきれいなんだなぁ〜としみじみ。朝一番から入ったのにあまりに公園内が広く楽しいのでなかなか出れず・・・次の街に行くバスを遅らせたほど・・・本当にきれいな場所でした。

あわわ。足元を魚が泳いでるのがみえる・・・落ち葉が積もっているのがみえる・・・。じっと立っていると、自分がどこにいるのか(地上なのか、水の中なのか)分からなくなります

いろんな落差、スケールの滝があります。どうしてこんな色になるんだろう。雨が降ったら濁るのかなと思ったけど、濁りませんでした(帰る時に雨が降った)。湖の上を歩いたり、水の傍、緑のなかを歩けます。いつまでもこんな風に歩いて楽しめるようにあって欲しい!そのためには・・・

 ヨーロッパの街並、建物を観るのも楽しいけど、日本とは違うダイナミックな自然をみるのが今回は本当に楽しくて気持ちよかったです。スロベニアのぶどう畑、クロアチアの湖と海が爽やかだった!そして、最終目的地はアドリア海!岩肌凹凸をすごいスピードで下っていくバスでちょっとスリルを味わった後、古都スプリットに到着です。旅の締めくくりをここにして本当によかったと思わせてくれる素晴らしい街でした。クロアチアンブルーの海、安くて美味しい食事(今までの人生で旅行してきたなかで一番美味しい食事がクロアチアにありました!激ウマ!)、青空に栄える白い旧市街・・・もっと居たかったなぁー。

泊まった宿からの景色。海辺だけど、すぐ後ろには山麓。丘を登れば街を一望できるし、旧市街など見所がたくさん。みんな早起きで、朝早くから街に活気があって気持ちいいです。ほうきで店の前を掃き清めている人が多く、そういう姿はベルリンでも日本でもあんまり見かけないなと思って印象的でした。

きれいな海をみながらも、口から出るのは「美味しいもの!魚!貝が食べたい!!!」おかげで見事に美味しいものに当たりました。ってか、たぶん何を食べても美味しい・・・イタリアよりも塩辛くなく、味のバランスが日本人の味覚にとっても合うと思います。おすすめ〜。みんなクロアチア行きましょ〜!
 はぁあ。つい長文になってしまいました。お付き合いありがとうございました・・・。
 ベルリンは猛暑で、ビールとアイスクリームが美味しい日々が続いています。パスポートコントロールが昔のこととなりつつあるヨーロッパですが、今回はクロアチアの出国で久しぶりにスタンプが増えました。ただ、ドイツに戻ったら(バスで出国したので)、期限が切れそうなビザを持っているくせに突然クロアチアから帰って来たということで、すぐに通してもらえず・・・ちょっと怪しまれちゃいました。大事には至ってませんが、あー、そろそろ帰国だなぁ。と、ほんのり傷心。残り少ないベルリン生活、楽しむぞ!

お知らせ


7月15日から24日まで旅行でベルリンを離れます。今回はラップトップを持っていかないので、しばらくブログの更新ができませんが、たぶん生きていると思います(笑)
オーストリア、(ハンガリー)、スロベニアクロアチアを巡る予定です。途中で写真がアップできたらFotolifeに載せます♪
  ではでは、みなさまも Have a nice summer!

雨の日ランチ


日のランチは13時にH嬢と待ち合わせ。小雨のなかをぶらぶら歩いて、某会社のレセプションへ。“会社”というものに足を踏み入れるのが久しぶり・・・というか、思えば外国で“会社”に入っていったことがなかった私。やや緊張しましたが、H嬢が時間ぴったりに登場してくれたのでホッ。
 「久しぶりー」の挨拶の後、早速ご飯を食べに移動です。といっても、レセプションのすぐ隣にあるカフェテリアに!今日はH嬢のお昼休みに一緒にランチ☆ということで、社員食堂に入れてもらったのです♪
 メニューは全部で6種類ぐらい。1. ドイツ独特のよれっとした麺にチーズがかかっている"KäseSpaetzle(ケーゼシュペッツレ)” 2. 七面鳥のグリルにフライドポテト 3. ハムのステーキにマッシュポテト 4. フライドオニオンがのったサラダ 5. ボロネーゼ 6. 野菜のスープ・・・といったところ。ここは冒険せず、ボロネーゼを選択。注文はそんなに難しくない、日本の社食と一緒です。自分の欲しいメニューのところに行って並ぶだけ。気が利くH嬢のアドバイスに従い「小さいお皿で」と言い添えたところ、想像していたサイズのパスタが出て来ました(笑)それにスイカとメロンのデザートも添えて、合計5ユーロぐらい(値段が安いかどうかは微妙・・・)。

 H嬢の勤め先(UNIVERSAL MUSIC)は再開発が進むベルリンの東港、映画<*1>などで有名なOberbaumbruecke(オーバーバウムブリュッケ)のすぐ傍にあります。この辺りは、倉庫跡に企業が続々と引っ越して来ていたり、新しいアリーナ<*2>が出来るなど、これからますます人気が増えていくであろう注目のエリア(でもまだ栄えてはない)。いち早く目をつけたUNIVERSAL MUSICのオフィスもまた、倉庫跡を利用した建物で、外観はレトロな雰囲気が残っています。

一方、内部はきれいにリノベーション済みで、とってもモダン!シュプレー川に面した社員食堂、眺めも最高です。用事がなくても部外者でもカフェとして使いたい・・・

いつも可愛い格好のオシャレなH嬢。彼女のファッションを見るのが私には楽しみ♪これは、食後のコーヒーを頼んでくれているところ

最近は雨が降ったり止んだり・・・寒いんです。今日もあいにくの空模様だったのですが、それでも外の席が人気。さすがはベルリナー!

 「日本人っぽくってごめんねー」と言いながらも、ささっと撮影・・・。“ベルリンの社食”、堪能してきました。優しく付き合ってくれたH嬢に感謝感謝☆お天気をずっと気にしてくれていたけど、雨の日のお出掛けに社員食堂でランチって、とっても楽しい過ごし方だったなぁ・・・あ、ボロネーゼの味は、まぁ、普通でした!!!コーヒーが美味しかったです(笑)

<*1> 映画・・・ベルリンを走りまくる「ラン・ローラ・ラン」に出て来ます。もう10年前の映画だ・・・懐かしぃ・・・
<*2> 新しいアリーナ・・・O2 Arena。10月にダライ・ラマの講演があるそうです

このお茶なんの茶


し前まで、ベルリンは菩提樹の花の甘〜い匂いに包まれていました。夜の通り雨も多く、窓を開けているとしっとりアロマを含んだ空気が入ってきて、それはそれは気持ちよく眠れたものです。今はもう盛りを過ぎてしまったので真下を通らないとあんまり匂いを感じないのですが、菩提樹はベルリンの街並みにぴったり合う街路樹。市内の中央には“Unter den Linden(ウンター・デン・リンデン菩提樹の下)”という名前の有名な並木道もある程、とってもポピュラーで、且つ愛されている樹です。
 最近「乾物」に凝っている<*1>私。菩提樹の花がハーブティーになるという情報を得て、さっそく試さずにはおられず・・・散歩がてらめぼしい樹を探してキョロキョロ。菩提樹はそこら中にあれど、花の時期は短い&手の届くところに花がついている樹はそうはないのです。普段はみんな同じにみえる街路樹だけど、やっぱりひとつひとつ枝振りも違えば大きさも違う。そんな当たり前のことに小さく感動しながら歩いていると、慣れた道もちょっと新鮮。

たまたま、ちょうど花が咲き始めた頃に折れたらしく自然乾燥になっている枝を発見。ここから少しと、盛りの生花を少し摘んで乾燥させたものをミックスしました

花をアップでみるとこんなかんじ。花と花のすぐそばの葉っぱ(ハート型の大きな葉とは違う羽のような細長い葉っぱがあります)を一緒に摘みます。花と葉で薬効が違うのだとか

2週間ほど乾燥させたもの。甘い匂いは健在です。不眠、頭痛、高血圧、動脈硬化デトックス、肩こりにも効くらしい・・・。リラックスして静かな気分にさせてくれるそう

 はい。これが抽出したお茶↑です。リンデン自体にあんまり味はしないらしいですが、ほのかに甘い香りと味。でも、何人かに味見してもらったのですが、“私が摘んできて作った”ということでみんな及び腰(笑)スイス人B君に至っては「自分の知ってるリンデンティーとはちょっと違う」なんて・・・。うーん。ヨーロッパ人にそう言われると自信なくなるなぁ。いやいや、花は合ってると思うんだけど・・・。
 ほんのちょっとしか作らなかったけど、リラックスティーのはずがなんだか不安を煽るものに・・・これはまずい。誰か知ってる人に教えてもらいたいっす。まぁ、リンデンには美白効果もあるらしいし、じゃあ、残ったのは飲むのは止めてお風呂に入れるとか顔を洗うとかにしようかな〜って、懲りてない!?

<*1> 乾物に凝っている・・・ヨーロッパのカラカラ風土を活かし、切り干し大根、ドライトマトなどをせっせと作っては食べています

ベルリン、ご当地スイーツ


ー、ドイツにバウムクーヘンってあるの?先日、Y嬢(ドイツ×日本のハーフちゃんなのに)がこんなことをのたまったので、えぇええ!あるよ!と力説したばっかりだったのですが・・・その数日後に、マルセイユから遊びにきたKさんがうっかり(笑)私の前でまた同じようなことをおっしゃった!ので、もうたまらず「一緒にお店に行きましょう!!!」と強引にお誘いしてしまいました。
 ベルリンにはバウムクーヘンが有名なお店が2軒あります。ひとつは郊外にある“Konditorei Rabien”。もうひとつは創業150年以上の老舗“Buchwald”です。“Buchwald”はシュプレー川沿いにあり、カフェが併設されています。ここのカフェは雰囲気が最高。時間の流れ方がここだけ違うんじゃないかと思うくらいゆったり優しい空気で満たされています。おしゃべりを続けるおじいちゃんおばあちゃんに混じって珈琲とケーキを食しているだけで、ほんわり和やかな気持ちに・・・。すっごくお薦めのお店だし、私は大好きなのですが、Kさんは前日にお散歩で既に辿り着いてらっしゃったし、私は私で偶然ここのバウムクーヘンを戴くことがあったので、今回はもうひとつのお店“Konditorei Rabien”の方にお出掛けしました。

 久しぶりの“Konditorei Rabien”。宮廷時代は、王室御用達のコンディトライだったそうです。今でも人気は衰えず、クリスマス時期に行った時はすごい混雑でした。店内には大小さまざまなバウムクーヘンの他に、クッキーやプラリネ、生ケーキもたくさん。なかには“糖尿病の人のために”という日本語カードがついたメタボ対策バウムクーヘンまであります(この日は売り切れてました)。バウムクーヘンは外側がチョコレートでコーティングされていて、生地はしっとり。(やっぱり美味しい・・・これが本場の味かしらー)と、うっとりします(笑)
 んが!なんと、この“本場の味”はどうやら日本でも食べれるみたいなんですよねー。なんでも伊勢丹新宿店で取り扱っているのだとか・・・確かめることが出来ないので、まだ扱っているかどうかわかりませぬが、ご近所の方、お出掛けついでにチェックしてみてください(でも、ベルリンで買ってもかなり値が張るから、たぶんすっごく高いよー)。

お会計をするKさんを後ろからパチリ。せっかくの店内写真なのにバウムクーヘン写ってない(笑)でも、ほらご覧下さい♡この色とりどりのケーキの数々!全部美味しそーう☆バウムクーヘンをケーキの生地として使っている珍しいケーキもいくつかあります

バウムクーヘンは日持ちするからまだお供え(笑)しておくとして・・・せっかくなので、生ケーキを買って食べようということで、近くのカフェに持ち込み(ラビーンには残念ながらカフェスペースがないのです)。お菓子やパンの勉強をしているKさんのお話は、フランスでの奮闘記やパリの生活事情など初めてのことばっかり。感心したり驚いたりしている間にあっという間に時間が過ぎました。楽しかった!
 「日本人の方がドイツの美味しいお店に詳しい」って、時々ドイツ人からびっくりされることがありますが、バウムクーヘンはまさにそれを象徴するかと。というのも、先のY嬢然りドイツ人って特別バウムクーヘンに思い入れがあるわけではないみたい。ベルリンに美味しいお店があるのも知らない人がほとんどだし、日本人が「ドイツと言えば、ビール、ソーセージ、バウムクーヘン!」ってなってるのには???となっています。ははは。
 でも、ドイツで生まれたお菓子が日本で広まって愛されているって、いいですよねー。あ、でもドイツ発祥ってみんな知ってるのかな?バウム(樹)クーヘン(ケーキ)だよー。覚えてね♪