寒いけど、街歩き


うとう。といいましょうか・・・気がつけば、吐く息が白くなっていました。寒いです。ベルリナーの帽子・ダウン着用率もぐぐっと上って、道路は落ち葉で山盛りになっています<*1>。よく乾燥してパリパリジャリジャリいい音がします。こちらに着いた当初は、自転車を買うつもりでいたのですが、もうこの寒さを経験したらチャリでの移動なんてあり得ません。考え直しました。
 昨日はベルリンの表参道といいましょうか(そんないいもんじゃないな、原宿かな。違う?なんかベルリン在住者から突っ込まれそう。お洋服屋さんやギャラリーがいっぱいあるMitte(ミッテ)周辺に出掛けていたのですが、あまりの寒さについ古着屋で毛皮ものを試着しまくり・・・。耳付きの帽子をかぶってふんふんと鏡をみたところで、やっと我に返りました。違う!これじゃあムッシュ(かまやつ)!!!と。いやぁ、危なかった。エスキモーみたいなファーのブーツとか、すっごくすっごく可愛いくみえるのですが、常に「買い物は、日本に持って帰っても使うもの限定にせよ」と肝に銘じているので、買いません!

 ところで、先日「ドイツってもっとダサイと思ってたけど、写真みるとそうじゃないってことが分かった。なかなか素敵ぢゃん」というような主旨の感想をいただきました(はっきりダサイとはおっしゃっていませんでしたので、あくまで要約です)。これ、けっこう嬉しかったです。でしょでしょ!という感じ。ベルリンの素敵さが少し伝わっただけで私は満足です。
 今日はせっかくなので、お散歩ショットを解説してカラフルなベルリン(主に店構え)をさらに追加して紹介してみたいと思います。

カラフルな雑貨を扱うお店。リカちゃんハウスのようで乙女心がくすぐられますが、ただ可愛いだけじゃなく大人の女性が使えるグッズが揃っています
店内も居心地よしですが、オープンエアのスペースも色とりどり。公園の近くなので" am park "となっています。近所にもう一軒(たぶん本店)があって、そっちも素敵。店員さんのルックスまでキュートなカフェです

手前がレコード屋さんで、奥が(マークしか見えてませんが)この辺りで人気のカフェ&バー「103」。オシャレタウンの刻印(?)Mr.A<*2>も発見!ここはちと遠いですが、系列店「club103」がクロイツベルクにあります

レトログッズや洋服を扱うお店のショウウィンドウ。ディスプレイされてるんだかなんだか。この辺りはこんなお店が3軒ぐらい続いていて、路上にまでモノが溢れています

 いかがでしょうか、この乙女企画。また写真が溜まり次第お伝えしたいと思っています♪でもこれ以上寒くなると、家のなかに引き蘢る可能性が。イヤーウォーマーが欲しいです。でないと、耳が痛い(><)今日はもうなり振り構わずマフラーを「まちこ巻き」にして歩きました。でも、このスタイルは近所の風景<*3>に溶け込んでるし・・・このまま定番にしちゃうかもしれません。

<*1> 清掃の人たちを見かけたので、あ、やっぱり片付けるのかぁと思っていたのですが、見ていたら落ち葉の間のゴミだけを拾って去っていきました。葉っぱたちはそのうち風に吹かれて消えてなくなるのでしょうか?
<*2> パリのグラフィティ・アーティスト、アンドリューの描くキャラクター。アンドリューが出没した証のように街に残されています。渋谷や表参道にもいますよ!
<*3> 前述の通り、クロイツベルクはスカーフ文化の街なのです