ヤドリギの下で・・・


じさんが路上で見慣れない植物を売っているのを発見!時期的に、(きっとこれはクリスマスに関係しているものに違いない!)ということで、さっそく一束買い求めました。なんでも、おじさん曰く「これは玄関に吊るしておくクリスマスの飾り」ということ<*1>
 うちに帰ってOlliに見せたところ「おぅ。こりゃあMistelってんだ」と教えてくれました。で、調べたところ、Mistelとは日本語では宿木(ヤドリギ)と呼ばれている寄生植物(他の植物に寄生して栄養をもらって成長するのね)のことでした。へー!これがヤドリギかぁ〜と、まじまじ鑑賞。もちろん日本にも生えているらしいですが、これをクリスマスに飾る習慣はないし、なかなか間近に見ることがないですよね〜!?プチプチと真珠みたいな実がついていて、とても可愛いです。欧米では古くから魔除けのシンボルや“聖なる植物”として用いられてきたそうです。あと、これもOlliに教えてもらったのですが「クリスマスにヤドリギの下に立っている女の人にはキスしていいことになってる」そうです。あらん♡素敵じゃ〜ん。(でも、この後ニヤニヤしながら「立ってたら?」と続けたので、ちょっとムッ!)

我が家の玄関にもヤドリギが吊るされました〜パチパチ。これできっと幸せが宿るはず!安心安心。

 この時期は、ホームパーティの手土産にもクリスマスにちなんだものを選ぶ人が多いよう。先日あったDちゃんの引っ越しパーティでも、ヤドリギ、シュトレン(クリスマス用の焼き菓子)、グリューワイン(ワインに香辛料を混ぜた飲み物。あったかくして飲みます)などが持ち寄られていました。う〜ん。クリスマスっぽい☆


 他にも、クリスマスを感じる出来事と言えば・・・「聖ニコラウス」の日<*2>以降、いたるところでニコラウスさん(サンタクロース)と遭遇するようになりました。バスを待っていたり、駅で鐘を鳴らしていたり・・・なんでこんなところに?と思う場所で目撃するのが、不思議なんだけど面白い!(今日もニコラウスさんに会えるかしら〜)という楽しみがひとつ加わって、いつも以上にきょろきょろして散歩をしています(昨日はSバーンの駅にいたニコラウスさんがチョコレートをくれました↑<*3>)。というわけで、とっぷりたっぷりクリスマス色に染まったベルリンのレポート、年内まだまだ続くと思います♪

<*1> ここのトランスレイトは同行のTちゃんによるもの。ドイツ語で聞いてくれました☆Danke!
<*2> 12月6日が「聖ニコラウスの日」。子どもたちが靴下を枕元に吊るしておく・・・というのは、ドイツではこの日に行われます。
<*3> 本当は子ども用のプレゼントなんだろうなぁ・・・でもそんなの関係ねー!嬉しかったです♪うへへ