ナイトキャップ(でも控えめに)


年の抱負です↑(あ、笑い声が聞こえる・・・)「滅酒」に見えなくもないですが、それじゃあいきなり挫折してしまうので、控えめに「減酒」といたしました。今年は、これまでのファイト溢れる飲み方を改め!「酒を飲むなら飲まれるな」をサブタイトルに(笑)“酔っぱらった挙げ句に手を出す強い酒は禁止”とか“ビールは噛んで飲む(ちょと違うか?)”とか・・・小さなことからコツコツと努めて参ります<*1>
なぁんて言いつつ・・・☆今日はお酒の話です☆             お酒にはいろんな味がありますが、私は属に「辛い」と表現されるタイプのお酒が好きでございます。「甘い」お酒はご飯に合わない。と思っている上に、そんな女子みたいなもん飲めるかぁ〜という変な恥じらい(笑)というかおっさん気があって、これまでほとんど飲むことがなかった。今もやっぱり「辛い」お酒の方が好きなのですが、ひとつ、ベルリンに来て出会ったもののなかで、これは!という「甘い」お酒があったので紹介したいと思います。寒い季節にぴったり、とろとろとろけるようなホットカクテルです。

これがそう。ベルリン初日のバーで出会って(これはいける!)と。材料はミルク+ラム+はちみつ。作り方もすごく簡単で、あたためたミルクに好みの量のラムとはちみつを注いで混ぜるだけです。これがすっごく美味しい♡私は40度のゴールドラム(えへへ)を使っていますが、いろんな種類と度数があるのでお好みで。ジンジャーを足しても美味しそうです。ラムが甘いので(サトウキビが原料ですからね)、あんまりはちみつをいれすぎないように注意。寝る前のひと時、これを飲みながら読書する時間は最高です。 米原万里さんでクスクス笑って過ごすこともあるし、智恵子抄でじんわりしていることもあります。ドイツ語の会話集を開くとすぐ眠れるぅ〜。

もうひとつ。こちらはGlühwein(グリューヴァイン)の材料です。グリューヴァインは、冬の飲み物としてドイツでメジャーな地位を獲得しているものなので、お店に行けば完成品が手に入りますが・・・自分で作るのがやっぱり楽しい!レモンを切ったりするので、先のカクテルよりはちょっとだけ面倒ですが→赤ワインと香辛料・はちみつを混ぜながら温めて、仕上げにレモンの薄切りを浮かべます。温めれば温めるほどアルコールが飛ぶので、お酒に酔っぱらいやすい方も飲みやすいと思いますが・・・どうかな。   ビールをさんざん飲んでお腹いっぱいになったあと、飲み残しの赤ワインで作ったりしています。最初からグリューヴァイン用に買うなら安いワインで充分。このワインも「REGENT(摂政)」なんて立派な名前だけど、価格は1.59ユーロ(¥300未満)でした。やす!(ちなみに「trocken」が辛口。私が知っている数少ないドイツ語です)

グリューヴァインに入れる香辛料。白いのがグラニュー糖、左の茶色がシナモン、右の焦げ茶色がグローブ。スティックでもいいけど、もったいないからね〜♪こういう香辛料って、お料理用に買っても少ししか使わないので余ってたりしませんか?私はチャイやグリューヴァインで消費しています。

 それにしても・・・せっかく運んできた習字道具。今使わずにいつ使う!ということで「書き初め」をしてみたのですが、あれ、習字ってこんな楽しかったっけ?(そんでもって、超難しい!)とびっくりしました。それに、“書く”という行為の効果を実感(やっぱり反省文とか、ごめんなさいを100回書けっていうのも、効果あってのことなんですねぇ・・・)。何回も「減酒」と書いたので、きっとセルフマインドコントロールで脳の深いところにインプットされたはず!なかに一枚、「酒」の字がシズル感たっぷりに書けたのがあったけど、これじゃあ逆効果じゃ。と思ってボツに(笑)抱負をみていてお酒飲みたくなってしまったらだめじゃー。

<*1> コツコツ努めて参ります・・・貼れそうな場所が冷蔵庫しかなく、扉にマグネットで留めて家訓ちっくに。これなら目につきやすい!上に写っているのは炊飯器です。Dちゃんが帰省中なので、しばらくお借りしているもの。東芝製。Olliカップルが欲しがっていますが、もうすぐ返却です。